(京都・八幡|背割堤)1km以上も続く桜のトンネル
京都の八幡(やわた)市にある背割堤(せわりてい)。
世界遺産の石清水八幡宮がある京阪の石清水八幡宮駅(2019年、八幡市駅より改称)の程近くには、宇治川と木津川と桂川という大きな3つの川が合流する三川合流地帯がある。
その宇治川と木津川を分かつ堤防が背割堤である。
石清水八幡宮駅から北へ歩いて行くと木津川にかかる木津川御幸橋があり、その橋を渡ったところである。
( ↓ 橋から見た背割堤)

橋をわたった右手に「さくらであい館」という、今年の3/25にオープンした建物がある。

中ではさまざまなイベントが開催されていたり、情報を得ることもできる。
またお弁当や野菜なども売っている。


そして、併設の展望塔にも無料でのぼることができ、桜の背割堤はもちろん、天王山や石清水八幡宮のある男山なども望むことができる。


橋や展望塔からの桜も綺麗だが、ここまできたからにはやはり桜のトンネルをくぐりたい。
背割堤の全長は約1.4kmもあり、そこにソメイヨシノが立ち並んでいる。


前も後ろも桜、桜、桜。
上を見上げても桜。
満開の桜が風に吹かれて、ピンクの花びらの乱舞。
幻想的な光景に思わず見惚れてしまった。
また土手に下りてみるのも圧巻である。


近頃は雨が続いていたが、行った日は雲は厚かったものの雨には降られず、今が盛りのソメイヨシノを思う存分堪能できた。
帰りがけ、もう一度さくらであい館に立ち寄ったが、展望塔にのぼるエレベーターに長蛇の列ができていた。
朝はまったく並ばず乗れたのだが、昼前ともなると背割堤でお弁当でも、という人で大賑わいのようだ。

●背割堤
最寄り駅:京阪 石清水八幡宮駅
駐車場:あり 9:00-17:00(桜の時期は有料)
●さくらであい館
時間:9:00-17:00
入館料:無料
休館日:12/29-1/3