闘病日記

入院4日目

朝、4時ごろ目が覚めてしまった。

寝付けないので外の景色を見てみると雨。

iPadを触っていると、気づいたら6時だった。

少しだけウトウトとして、7時半起床。

少し身支度をしていると8時になり朝ごはんである。

昨日、面会時に持ってきてくれた果物の残りも食べた。


ごはんを食べた後、洗濯をしていたら先生がやってきて、調子や心配なことなどないか聞いてくれた。

その後は、明日の手術後、1日だけ集中治療室で過ごす予定なのでその準備をした。


そうこうしているうちに昼ごはんの時間。

昼ごはんが終わるとあっという間に面会の時間。

傷なく夫婦で顔を合わせてゆっくり会話できる最後の時間である。

とはいえ、特別な会話をするわけでもなく、いつも通りたわいないおしゃべりをした。

頼んでいたタオルなどとともに、鯖寿司とローストビーフと果物(梨、柿、葡萄)を差し入れしてくれた。

鯖寿司は私がしばらく食べられなくなる前、最後に食べておきたかったのでお願いした。

面会終了後におやつとして鯖寿司を食べた。

しっかりと味わいながら。



16:30ごろシャワーを浴びて、明日は洗濯ができないだろうから今日でた洗い物を洗濯。

気づくと晩ごはんの時間だった。

ちょうど洗濯機が止まる時間だったので、食べる前に乾燥機に放り込んでスタートさせた。


入院生活は食べてばかりな気がする。

普段仕事があるときはだいたい朝7時半、昼14〜15時ごろ、夜22時ごろに食べているので食事と食事の間が短いからそう感じるのだろうか。


晩ごはんのおかずの一品プラスとしてローストビーフを、食後のデザートとして果物を食べた。

この晩ごはん後から食べ物は一切食べられなくなるので、心残りのないように全部食べ切った。

おかげでお腹はいっぱいである。

術後1週間は水も飲めない生活だ。

その後はすまし汁やドロドロのお粥などから始まって、徐々に徐々にやわらかいものを食べていく。

退院後もそれは続き、普通にものを食べられるようになるのに、前回の手術の時は2か月ほどかかった。

今回は前回以上に大きく切除するので、前回よりもかかってしまうのだろうか。

ちなみに水は明日の朝までは飲める。


食後は乾燥機にかけていた洗濯物を回収、ほぼ乾いていたのだが、バスタオルや一部乾いてないものがあったので、部屋に干して、乾いているものを畳んでいた。

するとラインのビデオ通話がかかってきて、息子とのおしゃべりタイムに突入。

息子は蕎麦屋に食事に行っているそうで、注文待ちの間にかけてきた。

しばらく話していると、蕎麦がきて、通話を終了するかと思いきやただただ息子が食べるところを見ることになった。

それはそれで、入院生活中、特に手術前日の私には心和む映像だったのでよかったと思う。


本日はあと洗濯物の残りをたたんで、21時に消灯、就寝となる。


この闘病日記は退院まではできるだけ毎日書こうと思っているが、明日は手術後ICUに移動なためおそらく書けないと思う。

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