闘病日記

術後3日目

朝5時半くらいからバイタルチェック、抗生剤点滴、経鼻栄養。

経鼻の栄養は今のところ一回で紙パック一本分200ml。

それでも1時間半くらいはかかる。

体を起こしてないといけないし、シンドイものの暇なので妻におはようとラインした。

するとすぐに帰ってくる息子の写真。

いつも通りの寝起きの写真やしまじろうグッズで遊びつつ、果物を食べてる写真に癒される。


昨日から手術をしたのと反対側である右の顎の関節が痛い。

それと噛み合わせもいつもと違う。

いつも通りの位置に戻そうとすると激痛が走るのだ。

それを昨日先生が巡回に来た時に伝えたら、本日、口腔外科に行くことになった。


経鼻栄養も終わり、少しゆっくりしていた10時半ごろ、口腔外科から呼び出された。

まずはレントゲン室へ行き、口腔のレントゲンを撮る。

そして口腔外科の診察室へ。

昨日の耳鼻科と同様に少し待っていると呼ばれた。


レントゲン上骨に異常は無さそうとのこと。

左側の頸部の腫れのせいで位置がずれている可能性が高いという。

ただ、今のズレた位置が楽だからとそのままにしてるとそこで固まってしまうから、痛くても本来の噛み合わせの位置になるべくするように言われた。

あとは固まらないように強制開口などもするのだが、今回は耳鼻科からOKが出てないので、また週明けにと言われた。


そして、歯磨きが出来なくて汚れている歯を綺麗にしてくれた。

歯は食べてなくてもちゃんと磨いていないと虫歯になってしまうという。

昨年は確かに手術前日に口腔外科で綺麗にしてもらい、術後も何度かお世話になったなと思い出す。

それと病室に戻ってきてすぐにうがい薬を渡され、毎日頻回にそれで口をゆすいでいる。

それも同じような理由のようだ。


強制開口はちょっと怖いなと思いつつも、右顎の痛みの原因が顎が外れてるなどでなくてよかったなと安心ももらった。


そういえば、この日は熱も37.1度まで下がり体はそこそこ楽であった。

前日の夜の検温時は38.4度で、それでも朝より下がってると言われたので、朝は38度後半か39度くらいあったのだろう。


口腔外科から戻ると昼の経鼻栄養の開始。昼も200ml1本の栄養である。

栄養を流し終えると、妻面会に来てくれた。

毎日ほんとうに感謝である。

頼んだ洗濯物やティッシュなども補充してくれる。

ティッシュは痰やヨダレを吐き出す時にも頻用するので、大きめのティッシュ箱が毎日3箱無くなっていく。


妻が帰り、15:30ごろからリハビリ。

今回は廊下を一周。

16:30ごろからは舌のリハビリ。

舌を動かしたり、嚥下に関係してくるというカ行やガ行をメインで発音練習。

昨日は全く動かなかった舌だが、今日は少し動くようになっていた。

確かに昨日よりしゃべるのも発音しやすい気がする。


夕方17:30ごろには夜の経鼻栄養開始。

今回も200ml一本。

熱は37.5度に上がり、氷枕をもらった。

経鼻栄養が終わり20時ごろ少しだけ息子とラインビデオで話し、21時の消灯からは再び眠れない夜を過ごすわけである。

ただ2〜3日経って、痰の量が少しばかり減ってきて、初めは15分おきだった咳き込んだり吸引したりというのが30分から長い時には1時間くらい間が開くことが出てきた。

ただ1時間も間があくと喉元のタンがけっこうな量で出すのも相応にしんどいわけだが。

それでも時々1時間くらいはまとめて寝られるようになったので少し夜が楽になった。

それでもやっぱり夜は長い。

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