闘病日記

抗がん剤投薬5回目

とうとう抗がん剤の点滴も5回目である。

癌細胞の節外浸潤が認められたので、追加になった放射治療と抗がん剤治療であるがどちらも順調に進められている。

ただ今回は、体調が万全ではない。

1〜2日前から鼻水がでている。それも少し白い。あと咳も少しだけ。

熱はないし、喉も痛くないし、元気なのだが、鼻風邪だろうか。

昨日は主治医の先生の診察があり、その時にももちろん相談したのだが、以前に出ていた鼻の薬でそれなりに落ち着くので、それを飲んで様子見している。

今日の抗がん剤治療をするかどうかは、症状が悪化するかどうかで入院直前に判断しようということになった。

放射線治療と抗がん剤治療、メインは放射線で抗がん剤はサブなので、ここで無理して風邪が悪化して放射線治療が継続できないのが一番よくない。

今朝の体調は昨日と変わらず。

朝ごはんの後に薬を飲んだら、やっぱり鼻は落ち着く。

病院へ行き、放射線をあてて、その時点でも別に変わりはなし。

この時点で、いつも通り入院しての抗がん剤点滴することを決めた。

本当の最終決定は入院後の主治医の先生の判断になるが。

入院窓口へといき、いつも通り入院の手続きをする。

病棟へと上がると、看護師さんたちも鼻風邪のことを知っており、体調を聞かれた。

大きな崩れがないことを伝えると、そこからはいつも通り、病室へ行き、留置をとられ、そして点滴の開始である。

いつも通りの流れに、なんだか安心感すらある。

あとは抗がん剤の影響で免疫が落ちて、症状が悪化しないことを祈るだけである。

ちなみに昨日の血液検査の段階では、白血球は基準値内であった。

抗がん剤は全部で5〜7回するという話だったので、今日の5回目が終わればひとまず規定回数はできているので、来週以降中止になっても目標は達成している。

あとは体調と相談で、6回目、7回目をやるかどうかである。

放射線治療も抗がん剤治療で癌を根治、再発させないのが最大の目標なので、このまま大きな障害もなく最後までやり切りたい。

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