闘病日記

放射線治療終了から半年

仕事が再開するとどうにも更新が滞ってしまう。

特に4、5月あたりは繁忙期のため、特に余裕がなかった。

今日は、放射線治療を終えて、約半年ということでPET検査の日。

3月には一度造影CTをしているが、そこでは問題はなかった。

そういえば、4月から先生が変わった。

2度の手術の執刀やこれまでずっと経過をみてきてくれた先生がいなくなり、やや不安はある。

これまでの先生は毎月エコー検査で頚部のチェックをしてくれていたのだが、新しい先生は触診や、前回などは問診だけで診察が終わった。

前は毎月エコーをしていた旨も伝えたのだが、その先生の考えでは毎月は必要ないそうだ。

昨年の再発時には造影CTから半月足らずで、腫瘍が大きくなってきたので「本当に大丈夫か?」とやや懐疑的に思っている。

ただ二次診療施設のためなかなかすぐに他の病院というわけにもいかず、ひとまず様子見中。

閑話休題

PET検査では、放射性物質の薬を注射した後、水をたっぷり飲みつつしばらく安静に過ごして、その後検査に入る。

検査時間は30分程度なのだが、その間動いてはいけない。

PET検査をしたのは、一昨年癌発覚時。そして術後半年の去年4月、再発時の去年10月であるので、今回は4回目となる。

1回目は、ちょっと緊張してCTを撮り始めた時に歯を食いしばっていて、口腔を特に精査したいので口を動かすのはまずいだろうと思い、30分ずっと食いしばっていてすごくしんどかった。

2回目は、前回の反省を踏まえてなるべく力を抜いてのぞんだ。

検査前は絶食のため、検査後に何を食べようかと考えていたらヨダレが止まらなくなってしまい、これまた検査中に口や頚部を動かすのはまずいだろうとなるべく嚥下しないように我慢するのが大変だった。

3回目は、前2回の反省を踏まえて、体の力抜き、検査中は子どものことを考えて、ようやくうまく検査を終えることができた。

4回目となる今回も前回同様に検査を受けようと思っていたのだが、再発後の手術で舌が不自由になったせいで唾液が喉の方に落ちてきて、思ったよりしんどかった。

あまり口の中に唾液を溜めず、小刻みに飲み込むことでなるべく口の動きを小さくしようとしたが検査結果にそれほど影響がなかったかやや心配である。

結果待ちの間ここまで書いていたのだが、今、診察室に呼ばれてPET検査の結果を聞いてきた。

今のところ怪しいものはないという話であった。

ひとまずは安心である。

次回の画像検査は9月にMRIを撮ろうという話になった。

再発からはまだ1年経っていないし、油断せず経過観察していきたいと思う。