(兵庫・西宮市大谷記念美術館|庭園)四季折々の草花と愉快なオブジェが迎えてくれる庭園
西宮市大谷記念美術館の緑豊かな庭園をぐるりと一周。
とても美しい庭園であり、またありがたいことに庭園の周遊は無料である。
途中、木の立札とともに水琴窟があった。
水琴窟とは、日本庭園などでみられる、瓶やカメなどを利用した地中の空洞に水滴がおちることで涼やかな音が響く、風流な仕掛けである。
水も豊かな庭であり、橋のかかった小川から、館内正面に見られる池へと水が流れ込んでいる。
水の音に耳を傾けているだけで、ゆったりとした心持ちになってくるから不思議である。
西宮市大谷記念美術館はそもそも大谷米太郎の弟である大谷竹次郎の私邸であったもの。
1971年に土地や建物、コレクションの絵画などが市に寄贈され、翌年1972年に開館した。
像は竹次郎とその家族のものだろうか。
庭では四季折々の草花を楽しむこともできる。
また岡本太郎の「午後の日」や元永定正の「あかからだんだん」をはじめ多くのオブジェなどをみることができる。
開館時間:10:00-17:00
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:阪神電鉄 香櫨園駅
(少し歩くがJR さくら夙川駅や阪急 夙川駅からもアクセス可)
[map]兵庫県西宮市中浜町4−38[/map]