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子連れで日帰り、のせでん散策

ダーリンハニー吉川さんの「鉄道ひとり旅」という番組を、よく息子と一緒に見ている。

私自身は別に鉄オタというわけでもないのだが、番組のゆるい雰囲気がすごく好きで、また息子は電車好きなため、思いのほか食いついて見ている。

そんな「鉄道ひとり旅」で能勢電鉄(のせでん)の回があり、息子は阪急電車が好きなので、「はんきゅうのなかま」と言って、お気に入りの回の一つである。

その回を見ていて、息子がのせでんに乗りたいと言い出したので、実際に足を伸ばして見ることにした。


番組では「川西能勢口駅を出発して、鼓滝駅 → 日生中央駅 → 山下駅(スイッチバック) → 妙見口駅」といった流れだったかなと思う。

今回は、鼓滝駅で鉄橋を渡るのせでんを見て、時間に余裕があれば、妙見口駅へ行き吉岡八幡神社を参拝して帰ってくるというルートを想定した。


まずは最寄りの駅から阪急川西能勢口駅へ。

さっそくホームを移り、日生中央行きののせでんを発見。

見た目は完全に阪急電車である。今の能勢電鉄は阪急の子会社で、阪急から譲渡された車両を使用しているらしい。

のせでんにのりこみまずは鼓滝駅を目指す。


3駅目の鶯の森駅から鼓滝駅に向かう途中トンネルに入って出たと思ったらすぐに鉄橋を渡る。これが見に行きたい目的の鉄橋だ。

鉄橋を渡り終えると再びトンネルに入って、トンネルを抜けたらそこが鼓滝の駅である。

鼓滝駅で下車したら電車を見送る。

DSC_1764

見送り終えて改札からでたはいいが、目的の鉄橋の方向かわからない。

Googleマップで方向をチェックしていると、駅前に「フワコッペ」というコッペパンの店を発見。

あげこっぺのきなこを購入した。


Googleマップの最短ルートは線路沿いを引き返すような形で道なりに歩いて行くというルートだったので、行ってみる。

なんだかちょっと寂しい感じの道だが、そんなに遠くないので突き進む。

すると、国道173号線にあたった。

確かに道路を挟んで向かい側が目的地なのだけど、中央分離帯もあり、道幅も広く車も多いので渡るのは無理である。

結局173号線を横断歩道のところまで戻った。


正解のルートはフワコッペ屋さんがの前の道を、たくさん店が並んでる方向に歩くのが正解だったようだ。

道なりにいろいろなお店が並んでいる。

少し行くと大きな交差点があり、個々の信号を渡って左に曲がる。

すると「水害記念碑」があり、さらに向こうには鉄橋も見えてくる。

鉄橋到着。

鉄橋の真上はフェンスがある。

どこから見るのが、映えるかなとウロウロ。

鉄橋を少し通りすぎて振り返るような形で見ることにした。


電車待ちの間、あげこっぺもいただく。

まだほのかにあたたかくて、サクフワで美味しい。

息子も気に入って、ぱくぱく食べてた。

そうこうしてるうちにのせでんがやってきた、これが吉川さんも見ていた景色かと一種の聖地巡礼である。みんなでテンションが上がってワイワイ言いながらのせでんと息子をパシャパシャ写真に収めた。


寒くなってきたところで、駅の方へと引き返す。

横断歩道のところまで引き返すと「鼓が滝食堂(まいどおおきに食堂)」があったので、ここで昼ごはんを食べることにした。

うどんやさつまいもの天ぷらなど息子が食べれそうなものを選べるところがよい。

あったまり、お腹も満たされたところで、鼓滝駅に戻り、次は妙見口駅を目指す。


ホームで電車を待っていると、息子はホームを探検。ホームの一番端まで行くと、トンネルのところまでまで行くことができる。(もちろんトンネルには入れません)そ

そこが楽しかったようで、トンネルの中をジッと見ていた。


電車が到着したら乗り込んで山下駅へ。

日生中央行きから妙見口行きへと乗り換える。


山下駅から先、車窓の景色が一変する。

山の中にを突き進むのせでん。

妙見口駅に到着すると空気も山のものだった。


さっそく吉川八幡神社の方へ歩いていこうと思ったのだが、息子が妙見口駅の待合室に食いついた。

妙見口駅の駅舎はレトロな風合いがあり、その横に待合室もある。

そこにはのせでんのミニチュアがディスプレイされていた。

待合室を堪能している間に両親はトイレ休憩。

息子が納得したところで、神社へと向かう。


大人の足で15分ほどかかる距離である。

眠くなってきた息子はベビーカーにも乗ってくれず、ここからずっと抱っこだったが登り坂が続いているのでしんどかった。

畑の間を抜けて、吉川八幡神社が見えてきた。


出迎えてくれるのは、なんとのせでん!

カットされた顔がドドーンと見えてくる。

さらにその横には神馬が顔をのぞかせている。

ここでちょうど息子が目を覚ました。

寝ぼけまなこでのせでんと馬を見ている。

徐々に目も覚めてきてテンションが上がってきたところで、拝殿の方へ。まずはお参りをして、絵馬やお守りをいただいた。

絵馬もお守りももちろんのせでん。

どれがいいか、息子が真剣に悩んでいた。


その横にはピアノが置いてあったり、鉄道のジオラマがあったり、なかなか愉快な雰囲気である。

いろいろイベントも行っているのだろうか。


その後は境内をうろうろと見て回った。。

最後にもう一度神馬をみにいった。

息子は馬に興味津々。

16時も過ぎてきて、いい加減帰る時間ということで、馬にあいさつをして、来た道を戻った。



「鉄道ひとり旅」という番組に連れ回してもらった散策だったが、息子も楽しそうだったし、両親も一緒に楽しめたので、また第二段をやりたいと思う。

今のところ、山陽電車の回を見た息子はカーレーターに乗りたがっているので、少し暖かくなったら須磨浦公園にでも行ってみようかなあ。

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