闘病日記日記、雑感

術後7日目

早いもので手術から1週間が過ぎた。

手術直後のしんどさや気分悪さ、あと管だらけだった状況を考えると。時々発熱でだるいものの、かなり元気になったし、自由に動けるようになったなと思う。

頸部から顔にかけての腫れも、当初よりはかなり引いた。それでもまだパンパンだが。


朝一番、ニュースで谷村新司の訃報を目にして、ショックを受ける。

半年くらい前に腸炎で入院していたと聞いていたが、また元気になってテレビなどで姿を拝見できると思っていただけに。


昨日の夜できたコップから水を飲むというのが、一晩経ってもできるかチャレンジ。

やっぱりできた。もちろん最後口には残るし、そのせいで咽せそうにはなるが、これで多少は自由に水を飲むことができる。


6時半、経鼻栄養が開始。

昨日の怠さも一晩経ってだいぶ落ち着いてる。

栄養を落とし終えると、先生から呼ばれて病棟内の治療室に行った。

舌や頸部の様子を観察して、気管につながるところのガーゼを交換する。

穴は少し肉が持ってきて穴が小さくなってきているそうだ。

シャワーについて聞いてみると、気管につながるところは絶対に濡らさないようにすれば、胸から下はシャワーを浴びてOKということだった。

あとは傷口を擦らないように言われた。

今日はシャワーをしようと決めた。


9:15ごろLINEビデオで子どもとお話し。

息子はソファーでりんごを食べていた。

20分ほど話して、通話を終えると、リハビリの先生がきた。


今日はリハビリ室に移動して、肩のリハビリをやるという。

はじめての場所へ移動。

するとリハビリ室の横に外に出れる小さな庭があるではないか。

入院してから外の空気を一度も吸っていないし、吸うことも諦めていたが、ここに出ることができるなら外の空気が好きなだけ吸える。

リハビリ室に入る前にそれについて聞いてみると、共有スペースだから自由に使っていいところだけど、コロナ渦以降、ようのない時には病棟から基本でないようにと言われているので、ほとんど使われていないらしい。

リハビリ後に外にでていいとも言われた。

肩のリハビリは昨日と同じメニュー(4つ)+昨日より少しだけ負荷がかかるものがを2つ教えてもらった。

左の腋がけっこう痛いのと、肩が突っ張る感じが強い。

全部終えるとけっこう疲労感がある。


その後は庭へ。

リハビリ室からも出られて、階段などがあるからリハビリでも使っているらしい。

外の空気は心地よかった。

日差しはそれなりに強いが、気温が入院した時よりもかなり涼しく感じる。

コスモスも咲いていた。

明日のリハビリは先生がお休みらしく、個人的に今日のメニューをやってと言われた。

歩く運動として、この庭に来るのはOKか聞いたら、リハビリの一環としてOKをもらえた。

これでリハビリ室に来る日はリハビリ終わりに、来ない日はリハビリ名目で庭来ることができる。

これから毎日外の空気を吸いにこよう。


リハビリが終わり少し時間があったのでシャワーをしたいという旨を看護師さんに伝えた。

すると頸胸部の気管への管を入れていた、今はガーゼが当てられているところに濡れないように保護フィルムを貼ってくれた。

このフィルムがあるせいで、咳払いなどしたら空気が漏れて風船のように膨らむ。

激しく咳き込んだりしたら、ガーゼをしっかり押さえていても漏れた空気でフィルムが取れそうである。

なるべく呼吸を乱さないようにしながらシャワーをした。

肩や胸あたりからシャワーを浴びる。とても気持ちいいが、フィルムのところは要注意である。

正確には鎖骨の間くらいのところに穴が空いてるので、それを意識しながらお腹より下は体も洗った。

最後に頭は四つん這いになり首を下げた状態で、絶対に首の方にお湯や泡がこないようにしつつちょっとだけ洗った。

そして手元に置いてたタオルですぐさま拭き取る。

うまくいった。しっかりとは洗えないもののそれなりに頭もスッキリである。

あとはドライヤーで乾かし、ミッション終了である。


朝いろいろとやっている間にベッドのシーツが交換された。

シャワーもしたし、気分爽快である。

病室に戻り、看護師さんに胸のフィルムを剥がしてもらった。

それが11時前だが、フィルムを剥がすと同時に早くも昼の経鼻栄養が開始された。

しばらくは動けない。


ベッドの上に座っていると、舌のリハビリの先生がやってきた。

昼は練習のためにゼリーを出すように頼んであると言う。

経鼻から流し込むのが終わってから、それを使って飲み込みの練習をするから、開けずに置いておいてと言われた。

12時過ぎ、他の人の昼ごはんと一緒にゼリーが二つ運ばれてきた。

水でもやっとなのに、食べられるかなと思いながら眺める。


面会の時間。

今日も大量のティッシュを持って妻が来てくれた。

この時には経鼻栄養も終わっていたので、妻に水のゴクゴクを披露。

すごいすごいと言われて調子に乗って少し咽せた。

妻と話していると舌のリハビリの先生がやってきた。

先生にも水のゴクゴクを披露。

昨日はちょびっとの水を飲むのも難しかったので、びっくりされた。


ゼリーは一般的なスプーンで掬うタイプは全く食べられなかった。

しかしパピコみたいな容器に入ったゼリーは手で握ってゼリーを口の中に出せるので、水を飲む要領で大半を食べることができた。

その後はスプーンでゼリーを食べるのをいろいろな方法で試したがやっぱり食べれず。

吸って奥の喉元に持っていくと食べやすいという話も聞いたので試したがそれもうまく出来なかった。

夜もゼリーを出すので練習してみてということで、リハビリは終わった。


リハビリ後、水を飲もうとして、水も飲みにくくなっていた。

喉や舌の疲労と、ゼリーという水とは異なる流動性のものを食べて感覚が狂った感じである。

けっこうな疲労感があったので、その後はベッドで横になって少し休んだ。


ベッドで休んでいると早くも夕方の経鼻栄養が開始。

ゼリーもやってきた。

胃に栄養を流し込みながら同時に食べるのは胃的かなりしんどいので、ゼリーを食べるのは、栄養を流し終えるのを待った。

流し終えた後も少しだけインターバルをあけて、ゼリーに挑戦する。

やはりなかなかうまく行かないが、スタバのスプーンが薄くて小さくて口に入れやすい。

何度も挑戦してるうちに、吸って奥に持っていくというのが少しずつできるようになってきて。

最終的に40分くらいかけて、ゼリーの3/4くらいは食べることができた。

しかし喉も舌もクタクタでそれが限界だった。




ゼリーを口にしたので歯磨きもチャレンジ。

今まではうがい薬で口を濯ぐのがやっとだったが、可能な範囲で歯を磨く。

歯磨き粉は赤ちゃんでも使えるキシリトールの歯磨き粉だ。

下の歯の裏側は舌にブラシが当たるとダメなので可能な範囲で、他の部分は大体磨けた。


21時ごろ、異常な眠さでベッドに横になると一瞬で気を失うように寝てしまった。

気がつくと23時半、2時間半は手術後最長の睡眠。

どうやら体が限界だったようだ。

起きるとちょうど友だちがツイキャスをやっていたので、夜景を眺めながら心地よい声に耳を落としつつベッドでのんびりと過ごすのだった。

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