闘病日記

術後10日目

7:00、自主的なリハビリを1セット

8:00、朝食(ミキサー食+カロリーメイトゼリー+練習用の固形ゼリー) 30分ほどで完食。吸って奥に持ってくることができるようになったので、固形のゼリーも食べることができた。

8:30、先生から治療室に呼ばれて、経鼻カテーテルを抜去。胸のガーゼもいつも通り交換。朝の感触的に3分菜食も食べれるかもなので、昼にチャレンジさせてほしいと伝えたところ、昼出してくれるという。リハビリの先生も一緒に試してみることになった。

9:00、歯磨き、その他ケア終了。子どもとLINEビデオをしたくて、連絡するも音沙汰なし。

9:15、肩のリハビリの先生が来てリハビリ室へ。今日から首も少しずつリハビリしていく許可が出たとのこと。10:00ごろまでリハビリをして、いつものように庭で外の空気を吸って病室へと戻った。

10:30、口腔外科から呼ばれたため外来の診察室へ。顎関節の痛みが引いたことや、噛み合わせも戻ったことを伝える。放射線治療をすることになったので、左下の親知らずを抜くことを勧められる。放射線の影響で骨髄炎を起こしたりするリスクを説明された。

ただ親知らずは一部がほんのわずかに出てるだけで、しかも真横に生えているので、けっこう大掛かりな手術になるという。また放射線治療が11月中頃からなので、やるならなるべく早くい方がいいという。

現状問題は出ていないし、舌や顎をつい最近オペした左下の口腔内。

親知らずは抜かずに保存する方向で行きたいと伝えた。

歯をきれいにしてもらい、いよいよ強制開口かと身構えていたのだが、強制開口はなく終わった。




11:30、自主的な発音のリハビリ。

こちらから何度となくLINEを送っているのに、この頃になっても妻からなんの連絡も無く既読もつかないので、なんかあったのかと少し心配になる。

12:00、リハビリの先生が来て、3分菜食を食べ始める。朝のゼリーをうまく食べれたことで、3分菜食を食べられるイメージを持てていたのだが、イメージ通り食べられる。

45分かけて、完食。

夜からも3分菜食で、おかゆの量は増やすという話になった。ただ、ミキサー食よりカロリー自体は減るらしく、カロリーメイトゼリーは相変わらず毎回つくようだ。




食事を終えて、人心地ついたところで、妻からLINEが来てることに気づいた。どうやら何かあったらしい。

13:30ごろ、ようやく妻と電話で話し、朝、息子が救急車で運ばれたと聞いて目の前が真っ暗になった。

前日頭を打って様子を見ていたらしいのだが、昨日はなんともなかったそうだ。ところが、今朝、嘔吐して、さらに歩き方がふらついているという。

心配になって救急車を呼んだという話だった。

搬送先の病院は、私のいる病院だった。

朝、同じ病院内に妻や息子もいたそうだ。

救急の先生に見てもらった結果は大丈夫そうだということだったが、今日は小児科医がいないらしい。

家に帰る前にごはんはしっかり食べたそうだが、再度強いふらつきが出たため、どうしようという相談だった。

そこで息子を出産した病院の小児科で今から診てもらえないか聞いてみたらとアドバイス。問い合わせて見たところ、紹介ではないので普通よりお金はかかるが診てもらえるならという話だった。

今からすぐにタクシーでその病院へいくという。

電話を切った後も、何も手につかない。

ただただ結果を待つばかり。とても焦ったい時間だった。


15:40、ようやく連絡が来た。触診や簡単な神経学的検査では明らかな以上はないそうだ。しっかりと検査をするならCTを撮ってもいいが、小さい子どもなので、被曝のリスクもそれなりだという。

妻と相談の上で、ひとまずCT話で様子を見ることに、ふらつきや神経症状が続くなら改めてCTをお願いしようという結論になった。

原因がはっきりしたわけではないが、救急の病院と、小児科の二次病院でこれという原因が出てこなかったので少し安心した。

そんなこんなで、今日はもちろん妻は面会に来れず。


その後はシャワーをしたり、洗濯をしたり、リハビリをしたりしていると18:00、ごはんの時間になった。

再び3分菜食。メニューはハンバーグ。もちろん細かくなっているがそれでも食べにくそうである。ただ美味しそうでもある。

美味しい、美味しそうというのはすごく大切で、そういうものほどがんばって飲み込もうという意欲が出る。

結果、20分で完食。

同室の人はまだ食べている。

休みなく無心で食べすぎた。


息子は家に帰ったあと、ずっと寝てるようだ。

病院を二つも行ったし疲れたかな。


21:00の消灯で、ひとまずベッドに横たわった。

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