闘病日記

術後11日目

5:00妻からのLINEで、息子に熱があると連絡があった。

38度後半で息が荒いとのこと。

以前風邪で熱があった時に出してもらった座薬があったのでそれを使うとのこと。

ふらつきと別問題なのか、関連があるのかわからない。

起きてふらつきがないようなら、風邪の可能性を考えてかかりつけの病院へ行くという。


8:00、朝ごはん(3分菜食)を完食。

息子はまだ寝ているらしい。


9時過ぎ、息子が目を覚ました。

熱は37度まで下がったらしい。座薬が効いたようでよかったと少し安心。

食欲はないという。


9:30、少しだけ妻や息子とLINEビデオで会話。熱が下がったおかげで、ものすごくしんどそうという感じはなかった。


10:00、先生から治療室に呼ばれる。

気管切開の後のところはだいぶ閉じてきているとのことで、穴が塞がるのを早めるための1糸だけ縫われた。痛かった。

そして、胸の術創のステイプラーを少し外した。

傷は順調らしい。


11:30、妻から連絡が来た。薬を処方してもらって、終わったそうだ。

インフルエンザやコロナの検査もしたがいちおう陰性という話だった。ただ発熱してから3日経過してないので、感染してても陰性で出ることもあるため、高熱が続くなら再検査をすすめられたそうだ。


12:00、昼ごはん(3分菜食)を完食。細かくなっているとはいえ、ササミがすごく飲み込みにくかった。おかゆに混ぜ込んでなんとか食べた。

13:00、妻の面会。昨日これなかったので洗った服などを持ってきてもらった。ただ、息子の状態が状態だけに妻も何かしら病原体を持っている可能性もあるので、受け渡しだけしてすぐに帰っていった。


15:00、昨年入院したとき、病院内の売店で買った牛乳プリンを術後食べたときすごく美味しかったので、同じものを購入して食べた。

前回と違って甘味をあまり感じない。ミルクの風味などは感じるのに。

これは正直ショックだった。思っていたより、味覚が失われているらしい。

癌が根治できたとして、ある程度普通に生活できるようになっても美味しいものを美味しいと感じられなければ、人生の面白みが半減である。

とはいえ、「死ぬこと以外かすり傷」とも思っているので、まあしようがないかとも思う。

移植した部分に味蕾はないので味を感じないのはわかっていたことだ。

残りの舌の部分も状態が安定してきたらもう少し変わってくるかもしれないし、少し様子見したいと思う。

間の時間はリハビリしたり、iPadを触ったり、シャワーをしたりして過ごした。




18:00、晩ごはん(3分菜食)も完食。魚とじゃがいもを飲み込むのがきつかった。魚はおかゆに混ぜて、じゃがいもはコンソメスープをかけてなんとか食べきった。

19:00、窓から花火が見えた。どこの花火だろうか。綺麗だったし祝福されている気分になった。

ほとんど何も食べてなかった、飲み物すら嫌がって飲んでいなかった息子だが、夜は少しうどんを食べてくれたという。

昨日、今日と息子のことがとにかく心配で、でも近くにいられないのが本当に歯痒い限りである。

21:00、いつも通り就寝。

深夜には友だちのキャスを聴きながらゆるりと過ごした。

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