闘病日記

放射線治療と抗がん剤投薬の開始

退院後1週間ちょっと家でゆっくり過ごした。

どんどん大きくなってきていたリンパ節が病理検査の結果、節外浸潤していたため、外科切除だけでなく、放射線治療および抗がん剤治療もすることになった。

メインは放射線治療で33回あてることになる。

放射線治療の効果を高めるという目的で、補助的に抗がん剤も使用していく。

治療のスタートは手術から4〜7週で開始するのがよいらしく、私は4週(より1日早いが)で開始することになった。

放射線障害や抗がん剤の副作用は怖いが、癌の再発が一番怖いので、今回の治療でなんとか根治させたい。


放射線治療は1、2回目と終わり、今のところはなんともない。

抗がん剤はシスプラチンを使用する。

吐き気が強く出やすい抗がん剤で、投薬後の吐き気、食欲不振がでるかもしれず気が重い。

少量を頻回に投薬するプロトコルであり、また吐き気止めの薬も効果の高いものができてきているので、以前ほどの副作用はでにくいとの話なので期待したい。


(現在、抗がん剤使用前記載)

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(以下、抗がん剤使用後の追記)

11:00ごろ始まった点滴、生理食塩水や吐き気どめステロイドなどを点滴していき、抗がん剤の点滴が始まったのは16:00ごろ。

抗がん剤点滴中は特にしんどくなることもなく終わった。


18:00から流し始めた利尿剤で血管痛がでて、1時間ほどかなりズキズキして辛かったが、その後生理食塩水に切り替わると、すぐに痛みは治った。

浸透圧差による痛みだったようである。

その後も点滴は続き、最終的に終わったのは0:30ごろ。

トータル13時間半かかった。

これはなかなかしんどい。

しかも毎週である。


翌朝、7:00くらいから軽い胸のムカつきを覚えて、少し様子をみたがよくなる気配はなかった。

看護師さんに伝えると、先生に連絡を取ってくれるとのことであった。

8:00の朝食は半分しか食べられず。

先生が様子を見に来てくれて、内服で吐き気どめの薬を処方してくれるとのことだった。


10:00の退院時に薬を受け取り、頓服だったので、ひとまず1錠飲ませてもらった。

帰ったあと、昼ごはんの時は朝よりは少しマシだがまだ気持ち悪さは残っており、いつものようには食べられなかった。

その後も、軽い車酔いのような状態は続いたが、夕方ごろにはだいぶ落ち着いてくれた。

晩ごはんはなんとか、がんばって完食できた。


あと、もう一つ症状があって、それも地味に辛かった。

それはしゃっくりである。

ほぼ1日中、しゃっくりが出ており、食事の時にも食べにくい。

抗がん剤の副作用でしゃっくりも書いてあったが、こんなに続くものだとは思ってなかった。

明日には落ち着いてるといいなあ。

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