(京都|伏見稲荷大社)朱の鳥居立ち並ぶ稲荷神社の総本山 その1
全国に3万とも言われる稲荷神社の総本社、伏見稲荷大社(http://inari.jp/)へと行ってきた。
今回は京阪の伏見稲荷駅から行ったため、表参道ではなくいろいろなお店をを横目に神幸道を通って参拝。
伏見稲荷大社はとても広く、境内にある神社などを一つ一つ丁寧に見て回っていたらいくら時間があっても足らない。
なので、今回の目的は、気になるところを少しずつチェックしながら山頂へ行くことにした。
神幸道を進んでいくと、鳥居の向こうに立派な楼門とその下に手水舎が見えてくる。
参拝の前にまず手水舎で手を清める。
それにしても流石は伏見稲荷大社、人が多い。
しかも外国人の方の姿が多い。
と、思っていたらこんな幟(のぼり)があった。
裏返しで読みにくいが、「旅行口コミサイトTripAdvisor」(http://www.tripadvisor.jp/)で2014年、2015年と2年連続で「外国人に人気の観光スポット」の第1位に選ばれたようだ。
それはさておき、手を清めたら楼門へと続く階段を上がる。
楼門は天正17年(1589年)に豊臣秀吉が生母である大政所(おおまんどころ)の病悩平癒祈願、つまり病の回復を祈願して再建されたもの。
楼門というだけあって、2階建てで下層には屋根がない。
その楼門をくぐると外拝殿(げはいでん)が姿を現す。
天正17年(1589年)の社頭図には拝殿として描かれておれ、四間四方だったそうだ。
天保11年に5基の神輿を並べる関係上、間口五間、奥行き三間に改められたという。
(※ 1間は6尺なのでおよそ1.8メートル、畳が大体 1間×0.5間の大きさである)
5基の神輿を並べるというところ、どうして並べる必要があるのかということであるが、伏見稲荷は5柱の祭神を祀っている。
つまり、田中大神、佐田彦(さたひこ)大神、宇迦之御魂(うかのみたま)大神、大宮能売(おおみやのめ)大神、四(しの)大神。
wiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/伏見稲荷大社)では主祭神は宇迦之御魂大神となっているが、基本的に主祭神はおらず神事、祭事の際には5柱の神様は平等に扱われる。
外拝殿の奥には本殿があるのだが、その前に外拝殿の右手に神楽殿がある。
とても美しいので一目見てから本殿へ。神楽殿は残念ながら、撮影禁止となっていたため写真はない。
神楽殿を見学したあとは内拝殿、本殿へ。
5柱の神様へご挨拶を申し上げ、本殿の左側を進み権殿へ。
権殿も本殿と同じく5柱の神様の相殿となっている。
鳥居をくぐり、階段を上ってさらにさらに先へと。
階段を上ると玉山稲荷がある。
右手へと進むと、伏見稲荷のイメージでもある鳥居群が。
長くなってきたので、続きは次の記事で。
参拝時間:昼夜問わず
(授与所:7:00-18:00、祈祷:8:30-16:30)
休日:年中無休
参拝料:無料
最寄り駅:JR奈良線 稲荷駅、京阪 伏見稲荷駅
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