友人と京都ぶらり旅 〜洋食の店みしなで絶品ビーフシチュー → 南禅寺の知られざる奥之院 → 無鄰菴でビールを嗜む 〜
佐賀の友人であるゆーくんと京都をぶらり散策しました。
半日ほどの散策ですが、内容はかなり濃いです。
昼ごろ京都駅で友人と待ち合わせをして、タクシーで八坂通りまで行き、八坂の塔の横を歩きながら二寧坂へ向かいました。
目的は洋食の店みしなのビーフシチュー。
シチュー定食(¥4,950)を注文して、オニオングラタンスープ、ビーフシチュー、お茶漬けをいただきました。

オニオングラタンスープはしっかりとした甘みがあるけれどくどくなく美味しかったです。

ビーフシチューは素材一つ一つが美味しく、またコクがあって肉は柔らかくて、全く飽きない味でした。

お茶漬けは、はじめはお茶をかけず、白ごはんに少しビーフシチューをかけていただきました。それだけでもいくらでも食べられそうなほど美味しかったです。
それから白ごはんと漬物で食べ、ごはんのおかわりをいただき、お茶をかけて漬物と一緒にサラサラといただきました。
全て美味しく、余韻を楽しみながら二人大満足で店を出ました。
そこから再びタクシーで移動、次は南禅寺に行きました。
南禅寺には何度も来ているものの、奥之院に行ったことがありません。
そもそもどこにあるのか検討もつかないのです。
そんな南禅寺の奥之院に一度行ってみたいと思い訪れました。

まずは南禅寺を訪れたら見ておきたい山門。
日本三大三門の一つである立派な三門からの景色は、歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門に「絶景かな」と言わしめた眺めなのです。
その三門をくぐり、法堂をお参りして、水道橋(水路閣)の方へ。

水道橋沿いの道を進んでいくと最勝院に行き着きます。
さらに最勝院の横の道を進んでいくのですが、この辺りから人を全く見なくなります。

進んでいくとどんどんと山の中へ。

しばらく道なりに歩いていくと建物が見えてきます。


ようやく奥之院に到着です。
比較的穏やかな気候だったため、着く頃には少し汗ばんでいました。
道はさらに続いており、滝行のための場所や石仏が安置された洞窟などがあります。
さらに登っていくと、山道になっていきます。

ここで引き返し、最勝院を参拝しました。


その後は本坊、方丈の方へと行き、水道橋から流れる滝を見ながら落雁と抹茶をいただきました。


もちろん方丈庭園や狩野探幽の襖絵なども見てまわりました。
南禅寺を出たあとは螺旋状にレンガが積まれている「ねじりまんぽ」をくぐり、無鄰菴へと行きました。
ちなみに「まんぽ」とは小規模なトンネルのことです。

無鄰菴では庭を眺めながらビールとお菓子をいただきました。
ビールは西陣麦酒さんの柚子無碍。融通無碍の捩りが素敵です。

のんびりとビールをいただいたあとは庭をまわり、友人の新幹線の時間に合わせて京都駅へと戻りました。
限られた時間でしたが、ゆったりと楽しい時間を過ごすことができました。