闘病日記

手術直後〜術後1日目

目が覚めたら集中治療室だった。

朦朧とする意識の中で、看護師さんに何か言われて、妻の顔も見た。

だがしゃべることもできないし、なんとか目を開けようするのでいっぱいだった。


その後ある程度意識がしっかりしてからは、器官につけた管に痰がつまり苦しくなってナースコールをするというのを、体感としては30分に一回くらいしていた。

本当に苦しかった。

息ができないと死ぬ思いをするし、痰を吸い出す時も激しき咳き込んでものすごく苦しい。

それにたびたび吐き気に襲われる。

3〜4回は吐いたと思う。


気持ちが悪いことを伝えると、吐き気どめの薬も使ってくれたが、そんなに効いているような気はしなかった。

そんな状況がいつまで続くのかと思いながら繰り返していると、夜の看護師から朝の看護師に変わるという。

ようやく朝が来たことをそれで知る。


チラチラ聞こえて来る会話で、吐き気は痛み止めのフェンタニルのせいかもしれないと言っていた。

筆談で、フェンタニルを切ってと伝えると、麻酔科の先生が来てくれて、痛みの確認などされた。

その時点で痛みはそれほどでなく、吐き気をなんとかしてほしかった。


誤嚥の危険もあるしフェンタニルは切ることになったが、それですぐに吐き気が止まるわけではない

前回は携帯をもって家族に少しラインをしたり、音楽を聴く余裕もあったが、今回はそんな余裕は全くなかった。


自力でトイレまで行ければ尿カテーテルも抜けるのだが、そんな状況ではない。

それでも朝11時には元の病室に戻るという。

少し不安に思ったが、問答無用だった。おそらく次が来るのだろう。


明るい部屋の方が気分もいいし、痰の吸引は元の病室でも出来るとのことだった。

一般病棟に戻ってきても吐き気は続き、また熱もあるようだった。

自分がどんな状況かもわからないが、とにかく横になって、苦しくなったら痰を吸引してもらって、を繰り返すのみだった。

当然眠れないし、少しウトウトしたと思ったら苦しくて起きるという繰り返しだった。


妻が面会に来てくれて、筆談で少し話したがだいたいグッタリして横になっていたと思う。

リハビリの先生も挨拶に来てくれたが、体を起こして少しだけ立って、何歩か足踏みしたが、気持ち悪くなってしまってすぐに終わってしまった。


この日は尿カテーテルは結局入れっぱなしで、解熱剤や吐き気どめを使って吐き気と熱の様子を見ることになった。

夜もたびたびナースコースを押しては痰を取ってもらって、それを繰り返しつつ長い夜を過ごすのだった。

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