闘病日記

手術

手術の日、朝は絶食。

13時からの手術予定。

今となっては朝何をしていたかあまり覚えていない。

多分iPadを見たり、術後必要なものを取りやすいところに置いたり、そんなことをしていたと思う。


手術は私の前に2件入っており、私が3件目のため手術の開始は前後すると言われていた。

念のため妻は12時過ぎにきてくれた。

会えないがラインで少し話をしていた。

どうやら時間が押しているようだった。

13時からは面会の時間なので、13時になり、妻が病室に来てくれた。

それからいつも通りの子供の話や家の話などをしていた。


15時になり、手術室に呼ばれた。

いよいよである。

来れるところまでは妻もついて来てくれて、最後タッチをして分かれた。

手術室が沢山あるエリアに入り、少し待つ。

ここでも看護師さんは付き添ってくれてるのでちょっとだけ話をしていた。

妻との別れ際を見ていて、涙が出そうだったと言っていた。

そんなおおげさなと思わなくもなかったが、癌の手術前の最後のアクションと考えると感動のワンシーンととらえることもできるのか。

手術室に入る時、ドアに貼ってあった紙に整形手術の内容がチラリと見えたので、普段整形手術をしてる部屋を押さえてくれたのだなと思いながら手術室へ。


手術台に乗り、バスタオルはかけてくれてるものの服を全部脱いで裸に。

留置をとられたり、モニターをつけられたりしていると左手の甲の留置のところがすごく痛くなった。

少し漏れてしまったとのことですぐに対応してくれたのだが、そこから急に記憶がない。

もう麻酔薬を入れ始めていたのだろう。




気がついた時には、集中治療室にいた。

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