闘病日記日記、雑感

術後5日目

朝の栄養注入、早い時は5:30くらいからはじまるが、本日はゆっくりで6:30くらいからはじまった。

今朝はまた一本200mlである。


今朝は栄養を流されている間、マンガを読んでいた。

「しなのんちのいくる」の2巻。

懐かしい昭和の時代を感じさせてくれる、なんだかほっこりする漫画だ。

8時くらいに経鼻栄養が終了。


9時くらいにLINEビデオで子どもと少しお話し。

ずっと座っててお尻が痛くなってきたので、リハビリを兼ねて廊下を歩きに行った。


しばらく歩いていると、先生と遭遇。

「ちょうどよかった」と言って、治療室に連れ込まれた。

そこで首と胸に入っていたドレーンチューブ(2本ずつの合計4本)を抜かれて、気管の管に蓋をされた。

蓋をしてると機能しないらしく、これで1日過ごしてみて問題なければ、明日は気管の管も外すそうだ。

あと、明日は嚥下がどの程度できるか試してみるため、診察室に呼ぶと言われた。 

ドレーンチューブがけっこう邪魔だったので、かなり動きやすくなった。

気分上昇して、早速妻にそのことを伝えた。


昨日あたりから、水をゴクゴク飲みたいという欲求がすごく強い。

どの程度飲み込めるかみると言われると、明日に向けてがんばるしかない。

朝はこのあと、個人的にリハビリ。

舌を動かし、五十音を一つずつ全部発音し、喉でごくんと飲み込むのをなるべく早く10回繰り返す。

あとはネットで下のオペのリハビリで嚥下に関するものを見て、できる範囲でいろいろやってみた。

飲み込む動作がやはりなかなかうまくいかない。

それでも日中は繰り返し、舌や喉を動かした。

おかげで、始める前よりも嚥下の動作ができるようになり、ラ行も少し発音できるようになった。


髪のベタつきがもう限界であったため、看護師さんに洗えないか相談。

首の傷のところをカバーして、下を向いていたらいけそうという話であった。

浴室の予約次第で夕方くらいから、髪を洗ってもらえることになった。


12:00昼の栄養開始。

朝の個人的リハビリでかなり疲れたので、栄養を流されながら休んだ。


栄養が終わるころ、ちょうど妻が面会に来てくれた。

妻も少し疲れ気味である。

子どもの面倒をみて、毎日面会に来てくれて、本当に感謝しかない。


「鉄道ひとり旅」というダーリハニー吉川さんの番組があり、子どもとよく一緒に見ている。

特にテロップやBGMもほぼなく、ゆるーい空気で吉川さんが鉄道旅をするのだが、そのゆるーい空気がすごくよいのだ。

そのクラウドファンティングが始まっている。北海道の旅を未公開映像なども含めてDVDやBlu-rayにするというのだ。

そのDVDを申し込むために、妻にクレジットカードを届けてもらった。

無事達成されたら来春にはDVDが届くはずである。楽しみだ。


妻が帰るころ、ちょうど浴室も空いたということで髪を洗ってもらいに移動した。

1週間近く洗ってなかったので、ベタベタだった。

また下半身もシャワーしてOKとのことで、髪を拭いたあとそのまま下半身をシャワーさせてもらった。

最後、上半身は拭くだけしかできないが、それでも十分にサッパリした。


シャワー後、経鼻栄養までの時間、もう一度リハビリをがんばってみる。

朝と同じようなメニュー。

最終的に、少し唾を飲み込んでみようとしたが、そう簡単ににはいかない。

咽せはしなかったので何度も試して、ときどき半分くらい飲み込めるといった感じだった。


17:00ごろ、夜の経鼻栄養開始。

着替えがなくなると困るので、シャワーで使ったタオルや着替えをがんばって洗濯。

朝の段階で熱はもうほぼなく36度台だったのだが、夜の検温では37.8まで上がってしまった。

調子に乗ってリハビリをがんばりすぎたかなと思いつつ、そのあとはゆっくり過ごした。


20時ごろ少しだけ子どもとLINEビデオで会話しようとしたが、本日も電波が悪くほとんど話せなかった。

どうやら実家だと電波が悪いようだ。


21時消灯後もいつも通り、30分おきくらいに咳き込んで起きてしまう。

23時ごろ、久しぶりに友だちがツイキャスをしていたので、それを聴いて癒された。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です